初心の趣

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<新春だから神社巡り3>原点でもある白山比咩神社の狛犬は格闘家のようだった

前回、いしかわ動物園の1月限定「イヌワシ神社」で参拝したことを記したが、実はその足で白山比咩神社にも立ち寄っていた。

思い返してみると、先月5月にカメラを始めてから自分が初めて狛犬を撮ったのはこの白山比咩神社であった。当時は狛犬写真家を自称しようかと目論む以前の、狛犬そのものにもほとんど興味がなかった時分で、撮ってブログで上げた写真も一枚きりであった。

ただ、UPしたのは一枚でも、写真そのものは現場で何枚も撮っていた。どうすれば狛犬を格好良く撮れるのか、キレイに撮れるのか、そんなことを考えながら、アングルや露出や構図をこまごまと変えていたのだ。

思うに、そのときすでに狛犬写真家を自称しようかと目論む下地くらいは出来ていたのではなかろうか。少なくとも、あれこれ工夫して撮りながら狛犬のことをかわいく思っていたことは間違いない。

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白山比咩神社の本殿にて参拝

狛犬写真家を自称しようかと目論む目線で言うと、ある意味原点帰りである。

ちなみに、初めて撮った時のあの狛犬は、境内の地図で言うと「二の鳥居」「三の鳥居」の間あたりにいた狛犬で、本殿のものではなかった。

そういったもので、今回こうして参拝したついでに前回撮ることがなかった本殿にいる狛犬を改めて撮ることにした。

参拝客が多かったので邪魔にならないよう撮ってみると、「二の鳥居」辺りにいた狛犬と随分と顔つきが違っていた。

「二の鳥居」のものは表情が幾分柔和であったが、本殿の方は、

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いかつかった

目尻はつり上がっているし、耳もツンと立っているし、ツノまで生えている。吽形らしく口を閉じていても牙がこぼれて、前歯も歯ぎしりしているかのようだ。

胸筋や余計な脂肪を削ぎ落としたような腕の筋肉の付きっぷりにも目を見張る物がある。爪の鋭さもあわせて、何せが強そうなのだ。

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横顔から

鼻先まで立っていて西洋人並みに高い。

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後ろ姿と鬣(たてがみ)

鬣も見るからにサラサラとは無縁の、硬そうで厚みのある代物である。超サイヤ人3を思い出してしまう。

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こちらは阿形の獅子

口を開けている分、さらに怒っているかのようだ。

牙の辺りにおみくじを巻きつけている人がいるようで、おかげで紙を噛みちぎったようにも見えてくる。

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横から

こう横からだと、牙を封印している護符の類にも見えなくもない。

どちらにしても、この獅子の力や凶暴性を示すのに一役買っている。

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背中もたくましい

そのシェイプされた筋肉質なボディはお座りをしていても油断ならないオーラを放ってくれる。背中を見せつけられているのにスキを感じられないのだ。

いたずらにその背中に触れようものなら突然反転して爪付き猫(犬)パンチでこちらの額や頬にしっかり爪痕を残されそうである。

もはや格闘家の背中だ。

 

さて、この神社には本殿、二の鳥居付近以外に、もう1対狛犬がいる。北参道駐車場のほうから境内へと向かった時に最初に現れる石の大鳥居の脇にいるのだ。

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このように内側で待ち構えたようにいる

もうこの画像だけでもわかると思うが、こちらも本殿にいた一対と同じくかなり筋肉質で強うそうな雰囲気がムンムンと出ていた。

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何せがこの表情である

 本殿のものより鬼っぽい。

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そしてこの筋肉である 

 筋肉の盛り上がり方がさらに一段際立っている。

こうなると格闘家は格闘家でも漫画『刃牙』に出てくる格闘家のようだ。

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全体の姿

もうオーガに見えてきた…

 

狛犬を初めて撮った原点でもある神社にこんな別の狛犬がいたとは、新春早々驚かされた。

だてに原点ではなかったと、手前勝手に解釈させていただきたい。

 

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いつものように御朱印

 平成二十九年一月七日とある。

こうわざわざ日にちをテキストとして起こしたのにはちょっとしたわけがある。というのも、実はこの日、もう一つ羽咋市気多大社の方にも参拝しに行ったのであった。

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その証拠

ちゃんと平成二十九年一月七日だ。

 いしかわ動物園、白山比咩神社、気多大社と一日の内にまわったわけだ。

クルマを走らせている時は揚々としていたが、あとになって考えてみると「やり過ぎたな」とも思った。

狛犬写真家を自称しようかと目論むきっかけになった気多大社でも改めて狛犬を撮ろうかと思ったが、初詣用に臨時で拵えたおみくじ結び所に狛犬が隠れていたためこの度は諦めている。

まあ何にせよ、自分の中で狛犬写真にまつわる神社をしっかり参拝できて、今年一年ものんびりと狛犬を撮っていこうと、マイペースに気を引き締めることができた。