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初心の趣

カメラ初心者が石川県を中心に撮った写真をのんびりと綴っています。

しいのき迎賓館で行われている『駄美術百万石』で感性のインプットをした

GWも始まって、石川県内でもあちこちでイベントが行われている。

旧石川県庁こと「しいのき迎賓館」でもちょっと変わった美術展が行われていた。

館内一階のギャラリーAで行われていたその展覧会の名前は、

駄美術百万石 駄美術展覧会 in 金沢

だった。

駄菓子屋みたいなネーミングだったのでシンパシーを感じてしまった庶民の自分はふらっと立ち寄ってしまった。

そしてそこでカメラのシャッターを切っていた。

本来、美術展というものは撮影が禁止されている。

自分としてもセンスが枯渇しないよういつものように感性のインプット目的で入って、撮影など一切するつもりもなかったのだが、入ってみると撮影OK、むしろSNSやブログで拡散して欲しい旨の案内があったので撮ってしまっていた。

撮った以上は拡散しない手もないので、今回このように当ブログでも紹介するにいたったのだった。

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このお二人による展覧会

「ふじわらかつひと」さんと「籠谷シェーン」(かごたにしぇーん)さんによるアートユニット「現代美術二等兵」による展覧会だ。

お二人とも大阪府出身。共同制作をしているわけではなく、それぞれで作品を制作しているそうで、展覧会の時に作品を持ち寄るのだそうだ。

菓子に駄菓子があるように、現代美術にも庶民がクスッと笑えて気楽に楽しめるような駄美術があってもいいじゃないか…

お二人が制作している作品はそんな「駄美術」ばかりだ。

ということで脱力系のユル~い、見ていてニヤニヤしてしまう庶民心とイタヅラ心に溢れた作品が並んでいた。

さすがに作品を全部撮ってしまうと会場に足を運ぶ楽しみがなくなってしまいそうなので、今回は気になった一部だけを撮って紹介させていただく。

画像の羅列になってしまう点はご容赦いただきたい。

 

現代美術二等兵の作品の紹介

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視力を計るやつです

左側は全部左を向いている。

右側のものはどれもぐるぐると回転していた。

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写真を比べると右側の向きがどれも違う

ぐるぐると回っていることすらわからなかったら、そうとう視力が悪いだろう。

 

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作品名「懲罰のれん」とあった

石川県には「花嫁のれん」という文化があるが、こんな暖簾はくぐりたくない。

 

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だるまの作品がいくつもあった

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あまり遭遇したくないダルマばかりだった

人間みたいな手足の生えた達磨を中心に撮っているのは、これが一番気になったからだ。

むかし週刊少年ジャンプで連載していた『アウターゾーン』というマンガに出てきそうな雰囲気があった… いや、ないか…

 

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作品名「ヤングマン」とあった

YMCAだ。

Aがだいぶ積極的だ。

 

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作品名「抱っこしてちょ」とあった

大仁田厚さんでも嫌だと思う。

 

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作品名「くまのプードル」とあった

正直、これ欲しいと思った。

 

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作品名「脱ぎ捨てこけし」とあった

こうやって脱ぎ捨ててリングインするプロレスラーがいそうな気がしてきた。

 

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作品名「ナスカの夏、ペルーの夏」とあった

もっとも自分の庶民心に刺さったのがこちら。

実用的なのがステキ。

こういう形の蚊取り線香、発売されないだろうか。

 

まとめ

とまあ、ずっとこういった調子だ。

他にも脱力系の写真などもあり、ジャンルは様々だった。

難しい技術や完成度を求めていないようなので、こういうのだったら自分でも作れそうだと思えてくるところがまた駄美術の素晴らしい所だ。

ユーザーも巻き込み、一つのカルチャーとして成り立ちそうな予感までする。

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というか募集してるし

会場に入ってすぐのところでこんな案内もあった。

現代美術二等兵のお二人も駄美術文化を自分たちだけのものにせず、広く一般市民に開放しようとしていらっしゃる。

自分としても無駄な創作意欲を掻き立てられた。

もっとも、自慢じゃないが自分に絵心がない。

写真もOKならその線で何かネタを考えてみようかと思う。

※ネタと言ってしまうところが駄美術なのかもしれない。

 

『駄美術百万石』は5月7日(日)までしいのき迎賓館のギャラリーAで行われている。

入場料は無料だ。

センスのインプットをしたいと思う方にはうってつけだと思う。

少なくとも自分は、かなりの量の感性を注入された。