地元テレビ局MRO(北陸放送)のローカル番組『絶好調W』でMCを務める芸人「せとたけお」氏の手形をもらえる応募があったのでメールを送ったら当選してしまった。
先日その「手形」が届いたのでこの場を借りて報告したい。
MROのローカル番組「絶好調W」でのプレゼント
自分はローカル番組が大好きだ。
石川県という日本列島の盲腸のような地方に子供の頃より住んでいたからか、昔からキー局のものより地方の番組を好んでよく見てしまう。
遡ればテレビ金沢の「じゃんけんぽん」(塚田さんと平見ちゃんが出ていた番組)、石川テレビの「元気王」(MCの越見理恵さんの性格が好きだった)、横浜に住んでいた学生時代にはTVKの「saku saku」(あかぎあいさんの時代)、テレ朝系列で再放送されていた「水曜どうでしょう」なんかをときに録画もして積極的に観ていた。
その嗜好が大人になっても続いており、現在では石川テレビの「リフレッシュ」(朝10時の番組で時間が合わないので基本的に見れない)やテレビ金沢の「となりのテレ金ちゃん」(こちらも夕方の番組なので基本的に見れない)やMROの「絶好調W」なんかを、石川県内の貴重なローカル番組として注目している。
特にMROの水曜19時から始まる情報番組「絶好調W」は毎週録画をして観ている。
というのも「絶好調W」のMCを務める芸人「せとたけお」氏とは、学生時代に同じバイト先だったりするからだ。
もっとも、大学卒業を機にバイトを辞めて以来、まったく会っていない。
氏が現在出演する「絶好調」と言う番組は以前、MROのアナウンサーの方がMCを担当していた。(はじまった当時は「いしかわポジティブ宣言 月曜から絶好調!!」という番組名だった)
その頃から見れる限りチェックしていたら、ある回の時、番組内にお笑いコンビ「ツィンテル」(現在は解散)時代の勢登健雄(現在はピン芸人「せとたけお」として活躍)くんがゲストとして登場していてビックリしたものだ。
学生時代、勢登くんは演劇をやっていて、自分も何度か舞台を見に行ったことがある。
卒業したら芸能事務所に入るという話を聞かされていたが、まさかお笑い芸人になっていたとは思ってもみなかった。てっきり役者になるものだと思っていた。
でも、当時舞台を見に行ったときも、演劇だと思っていたら劇の途中からコントみたいになっていたハチャメチャな脚本&演出だったので、今思うとあの頃からお笑い芸人になろうとしていたのだろうなと変な納得はある。
そんな勢登くんがスポット出演していたローカル番組「絶好調」が「絶好調W」となり、2年くらい前から「せとたけお」名義で勢登くんがMCを務めるようになったから、これまたビックリしたものであった。
その日から毎週録画して観るようになったのであった。
先日、番組内の「石川グルメポリス」というコーナーにて勢登くんと小野塚アナが中警察署(MROの真ん前にある)に行って鑑識の体験をした際に手形をとっていた。
その手形をプレゼントしますということを口にして、応募先もテロップで示していたので、自分も応募したのだった。
おそらくプレゼントすると言ったのも多分気まぐれで、本当に応募する人がいるのか出演者も制作者の人たちも半信半疑であったと思われる。
でもいるのだ、自分のような奇特な人間が。
もっとも、自分自身も勢登くんの手形がどうしても欲しいといった気持ちがあったわけではない。
応募先はMROのメールアドレスだったので、「勢登くんが出ている『絶好調W』を毎週録画してチェックしてますよ!」との応援メッセージのつもりで送信したのだった。
その応援メッセージが、この度当選してしまったのだ。
MROから封筒が届いた
でも不在っだったため、受け取ったのは最初の配送の翌日だった。
ちなみに封筒に描かれているのはMROのキャラクター「みらいちゃん」だ。
あと豚の「ムー」
MROはTBS系列で、チャンネルもむかしから「6」だ。
ムーの名前はここから来ているのだと思われる。
余談であるが、MROは今年2018年12月でテレビ開局60周年を迎える。
ついでにMROではテレビより先にラジオ事業をやっていて、そのラジオは今年5月で開局66周年だそうだ。
6チャンネルの60周年と66周年なんで6続きでオーメンみたい字面だけど、めでたい話だ。
届けてくれたのは「テレビ制作部」
県内のテレビ局でラジオも持っているのはNHKとこのMRO(北陸放送)だけだ。
ふつうなら「制作部」だけなのだろうが、「テレビ」もついているところがラジオも持っている局らしさがでてる。
届いた手形
とりあえず封筒を開封してみる。
と思ったら封字がユニークだった
こういうの破るのもったいなくなる。このスタンプ、どこに売ってんだろ?
それでいて「折曲厳禁」は手書き
この定規も使わないラフな感じが自分にはツボだった。
変なところで遊び心みたいなものを感じてしまう。
中には当選を知らせる手紙も入っていた
応募者の中から厳選な抽選の結果、自分が当選したと書かれてあった。
右側にいるキャラクターは「Z校長」という名らしい。かなりシュールな容姿だ。
そしてこちらが「手形」
先程も書いたが、番組内に「石川グルメポリス」という勢登くんとMROアナウンサー(大木アナか小野塚アナのどちらか)が鑑識官に扮して県内の食事処を捜査(調査)するというコーナーがあり、中警察署に出向いた際についでに本物の鑑識官と会って採っていた勢登くんの左手の手形だ。
ちゃんとサインもしてくれていた。
さらに「北海道!!(笑)なつかしすぎる!!」とのメッセージも添えられていた。
「北海道」というのは、自分が学生時代にバイトしていた横浜駅西口にあった居酒屋の名前だ。(今も同じ場所にあるのだろうか?)
勢登くんもそこでバイトをしていたのだ。
応募した際のメールに「北海道」という名の居酒屋で一緒にバイトしていた〇〇(自分の名前)であるということも記しておいたのだ。
自分が入って間も無くして勢登くんが舞台等で忙しくなっていたので一緒に働いたという時間は短く、また大学卒業間際に最後にあって以来随分と会っていないので自分のことなんて忘れてしまっているだろうと思っていたけれど、この手形のメッセージを読む限り、少しは思い出してくれたのだろうと思われる。
なんか家の中から「北海道」の昔の宴会表が出てきた
バイトを辞める時にもらった寄せ書きの色紙の裏にクリップで止めてあった。
懐かしい。我ながらよく残っていたなと思う。
勢登くん、けっこう手がでかい
手形に自分の手を合わせてみたら少なくとも自分より指が長いことがわかった。
なお、この手形、粉末状のものなので擦れるととれてしまうらしい。
そんなものでクリアファイル越しにこうして手を比べている。
自分の足紋と並べてみた
特に意味はないが、10月に奥能登国際芸術祭を見に珠洲に行った際に足紋も採ったのを思い出したので並べてみた。
手形のメッセージに「石川におられるんですね!!」とも書かれてあるが、このとおり珠洲市で足紋を採るなんてことをしているくらい、いま現在、石川県におります。
今後もローカル番組を見続けます
自分もこうして石川県のあちこちを回ってブログにしたためているので、ローカルバラエティ番組は情報源としてとても重宝している。
そんな番組に昔の知り合いが出ているとなればますます見てしまうというものだ。
そして今回こうして手形プレゼントに当選までしてしまった。
手形そのものに興味はないなんて書いたけれど、届いてみるといろいろ懐かしく、嬉しくなったものである。
今回のプレゼントの件で勢登くんとも久しぶりに間接的に交流できた気もするので、「絶好調W」を応援していきたいという気持ちもさらに強くなった。
絶好調Wのフェイスブックのページがあったので、リンクを↓に貼っておきたい。
毎週水曜日19時より石川県内の6チャンネルにて放送されてます。
石川県でゴールデンタイムにやっているローカル番組って現在これだけじゃないだろうか?
かなり貴重だ。
勢登くん、その他の出演者や制作の方々、自分はこれからも「絶好調W」を見続けますよ!