先日、羽咋市に行った際、以前にも足を運んだお食事処「ハマヤ」にも立ち寄った。
イノシシ肉の丼を食べて猪肉のファンになってしまったその店で、今度はのとししのギョーザを食べてきたので簡単に紹介したい。
国道159号線沿いにある「ハマヤ」へ
自分はイノシシ肉や、羽咋で言うところの「のとしし」のファンだ。
その旨を当ブログでも記したところ、「のとしし団」の関係者からメッセージを頂いた。
それによると羽咋市の獣肉処理施設でもイノシシ肉の販売を行っているそうだ。
羽咋に行ったついでにその施設にも足を運んでみようと探してみたのだが、だいたいの場所を把握したところでその日が定休日であることをネットで知った。自分が足を運んだのは土曜日で、土曜日はいつも休みだったのだ。失敗した。また日を改めて来たい。
ちなみに施設の地図
国道159線沿いにある。
近くには邑知郵便局や邑知中学校があるところだ。
この159号を金沢方面からその処理施設へ向かって走っていると、途中で見覚えのある看板が目に飛び込んでくる。
それが「ハマヤ」だ
以前、のとしし(イノシシ)のカツ丼を食べたところだ。
(カツ丼を食べたときの記事は→こちら)
自分、このお店が国道159号線沿いにあることをすっかり忘れていた。
ハマヤさんの地図
同じ飯山町にある。
獣肉処理施設が土曜日でお休みだったけど、自分の中のイノシシ肉を食べたい欲求が高まっていて、159号線沿いにあってラッキーとばかりに立ち寄ったのだった。
久しぶりのハマヤ
この庶民的なお店の作りが自分には心地よい。
ちょうどお店がやっている時間で良かった。
のとししのギョーザを食べる
このハマヤではのとしし(能登産イノシシ)メニューがいくつかある
メニューの手作り感もステキだ。
前回イノシシ肉のカツ丼を食べたので、今回は別の料理を食べてみたいと思っていた。
いろいろと迷って予算とも相談した結果、この度は「のとししギョーザ」を頼むことにした。
ギョーザは単品で450円だ。
単品だと寂しいので定食にしてもらった。
このお店、単品メニューでも300円プラスで定食にしてもらえる。
メニュー表にもこのように書かれてある
ちょうど昼時だったので、しっかりご飯も食べたかったのだ。
こちらが「のとししギョーザ」+「定食」
ご飯に味噌汁、お新香がついてくる。
ギョーザなのでラー油もついてきたが、自分はラー油を使わない派なので出番はなかった。
さっそくいただいた
ひとくち食べてみると想像以上にジューシーで、思わず断面図を撮ってしまった。
猪肉といったら高タンパク&低脂肪&低カロリーでヘルシーなイメージがあるけれど、この餃子の中の猪肉は珍しく脂(油)が多めだった。
ただし、猪肉の中では脂(油)が多めという意味で、ジューシーでもギトギトしたものはない。さすが低脂肪な猪肉といったところだろうか。
さらにはその油っけが肉のもともとの野性味と調和して旨味や甘味となってくれている。
これ、美味い。
お店の女将さんがタレを付けなくても味があると言っていたけど、この野趣と呼びたくなる力強い肉の味、脂の美味さはそのままでイケますな。
もっとも、タレを付けたらタレを付けたで…
ご飯との相性UP
そのままでももちろんご飯と合うけれど、タレを付けたほうが不思議な事によりジューシーだと感じるので、ご飯がすすむ、すすむ。
単品ではなく「定食」にして良かったとつくづく思った。
感想とおまけ
のとししギョーザ、想像以上に美味しかった。
猪肉が本来持っている野性的な力強い味は、餃子の皮で包まれても負けることなくしっかり自己主張をし、かつ調和もとれていた。
とくに油っけとの相性が良く、旨味と甘味が引き立つ様にはこのお肉の可能性が広がった思いがした。
ヘルシー食というだけではないなと、そう思えたのだ。
食べながら「うめぇ」と口に出して唸ってしまっていた。
ごちそうさまです。
ハマヤにはまだまだ猪肉のメニューがあるし、また来たい。
最後に改めてハマヤの看板を
と思ったら、看板の下付近に犬がいた。
お店の隣の民家の家だ。
戌年なので撮った
のとししと直接関係ないけど、撮った。
凛々しくもかわいい。
でもその家の人(見ている時ちょうど出くわした)曰く、番犬なのだとか。
知らない人が近づくと吠えるという。
日本犬は飼い主以外には懐かないと言うが、さすがだ。
ますますかわいく見えてきた。
ハマヤに次来た時、この犬にも(遠くから)挨拶しておこう。