今回は能美市にあるカジュアルフレンチレストラン「ビストロ ア・ターブル」で猪肉を使ったパスタを食べてきた。
根上駅の近くにあるレストラン
今回足を運んだお店「ア・ターブル」は職場の一番偉い人から教えてもらった。
今年はジビエをたくさん食べてますと話したところ、このお店でもイノシシ肉を使ったパスタを出しているとおっしゃっていた。
場所は石川県能美市だ。
住所は能美市中町になるのだけど、能美根上駅のすぐ近くなのでこの駅を目指すと行きやすい。
地図
能美根上駅はむかしの「寺井駅」だ。
JR北陸本線は金沢駅にも続いているので、金沢から電車で来ることも可能だ。
実際、電車でお店に来る人もいるという。
もちろんお店には駐車場もあるので車でくることもできる。
自分も今回車で行ってきた。
この建物がそう
このあたりは住宅地なので、一般の家に混ざってビストロがある。
長閑で住みやすそうなところだ。
駐車場は結構広く5台は確実に停めれると思う。
イノシシ肉を使ったペンネをいただく
こちらア・ターブルでいただいたジビエ料理は猪肉を使ったパスタだ。
アラカルト(単品)で、ランチセットやコース料理ではない。
このお店を教えてくれた方に、いつも必ず置いてあるかはわからないので事前にイノシシ肉があるか電話で聞いてから行ったほうがいいとのアドバイスと、このお店の名刺を頂いていたのでそのとおりにしてみた。
電話してみてイノシシ肉のパスタがその日あると確認した上で出向いている。
一皿1500円だ。あくまで単品料理。サラダとパンは別に付けてもらってます。
オーナーシェフの方が言うには、パスタに関してはペンネじゃなくてスパゲッティでも出来るそうだ。
自分としてはペンネのほうが珍しかったのでこちらにしてもらった。
いただきます
イノシシ肉を使ったラグーソースはしっかりと野の風味がした。
それでいて臭みはなく、変な雑味もないのだからさすが白山麓のイノシシ、処理がしっかりしていると思った。
面白いのはペンネの弾力だ。
この筒状の中にもラグーソースが入り込んでいることもあって、肉の部分と一緒に食べるとイノシシ肉にはない食感を味わえた。
猪肉ってどちらかというとサバサバしていて弾力があるような食感はない。
このペンネの弾力のおかげで口の中でその野の風味を含め、イノシシの味が弾んでくれていた。
この組み合わせは嬉しい。
チーズと食べても美味しかった
パスタなので小さな器にチーズも付いていた。
お好みでかけてOKなので、チーズ好きの自分は途中からガツンとかけて食べてみた。
かなり美味い。
美味いけれどチーズの香りがイノシシの野の風味より上にきやすいので、ジビエをじっくり味わいたい人はひかえたほうがいいかもしれない。
あくまでお好みで、だ。
何にせよ美味しかった。
ごちそうさまです。
感想
猪肉はパスタとも合う。
そんな発見ができた今回の「~食べたい」シリーズであった。
こうして小洒落たビストロでのんびりジビエを味わうというのも乙である。
特に今回足を運んだア・ターブルでは日によってちょっと変わった珍しい肉を仕入れているときもあるようなので、また行きたくなった。
観光客からは金沢市ばかりが注目されているけど、やはり能美市や小松市も食べ物が美味い。
最近では根上駅前に一部屋1万円(4人くらいの団体で入れば一人2500円で済む)のホテルができたり、民泊も始まったりしているらしいので、金沢へ観光に来た際に宿泊は電車一本で来れる根上方面でして、こうして小洒落たビストロでランチや夕食を取るというのも一つのスタイルになっていきそうな気がした。。
金沢で導入された宿泊税は、能美市ではまだ課せられていないらしいしね。
今回シェフの方には能美市や小松市の珍しい肉を仕入れている他のお店についても何店か教えてもらったので、自分としても電車に乗ってそれらをのんびり回り、久しぶりのお酒やジビエを飲食したくなったものである。
石川県小旅行の参考になれば幸いだ。